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2010-02-04

「宝海 大空」

 この「宝海 大空」とは人の名前である。「たかみ おおぞら」君、14歳の中2の男の子なのだ。既にご存じの方もいらっしゃると思うが、彼は地方を回っている「宝海劇団」の花形役者さんなのだ。1歳の時から舞台に「出ていて既に芸歴13年!

 

 私は彼を観た時に、あの女形の最高峰「梅沢富美男」さん以来、初めて凄い人が出た!と感じた。今まで何人か有名になった女形の役者さんたちはいたが、そして私も何とか応援しようとは思ったが・・・少々無理があった。

 

 が、この大空くんは、本当に女形はもちろん、男役もこなすし、なにしろ「刀さばき」はものすごい! この刀さばきも、「コツは?」と聞かれていた大空くん、即座に「ないです。ただやり続けるだけ」と言って、その日も芝居が終わって皆が寝た後、夜中の1時から一人舞台で練習をしていた。終わったのは3時だった。

 

 彼の芝居もちらとテレビで映っていたが、「上手い!」泣かせるし、笑わせるし、ツボにはまるのだ。おひねりも凄かった。私もひょっとしたら、なけなしのお金を包んでいくかもしれないと思うほどだ(笑い)。

 

 いわゆる感がいいのだ。これは天性のものなのだろう、きっと。年の離れた姉などにも稽古をつけるし、舞台の事では母にも駄目だしをする。しかし、彼は言っていた。20歳まではガールフレンドも持たない。何故なら「芝居に集中したいから、だって後たったの6年だし・・」と。

 

 こんな天才の役者さんだからこそ、陰で一人で練習するのだ。お父さん(つまり座長)が言っていた。ミスをしたときの落ち込みは凄い、舞台の上で下を向いてジ~としている。こちらがいわなくても自分で気付いているから、自分は言わない、と。

 

 彼の夢は「座長」になる事だ。そんな現在14歳の大空君の家族は10人、お弟子さん7人、合計17人の食事風景は、笑顔と笑い声だった。

 

 「宝海劇団」が東京に来たら、いえ地方でも、私の時間があったらどこでもまずは生で観てみたい! 情報があったら皆さま教えて下さいね~(笑い)。

 

               ☆ 天才だからこそ努力も凄い! 菅野康子でした ☆

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