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2009-12-11

「村上春樹の“遠い太鼓”」(マイブーム)

この半年、暇を見つけては、村上春樹を読んでいる。とにかく彼の言葉は美しい。そして、読んでいると、小説であろうが、エッセイであろうが、心が洗われる感覚がある。最近の私の「マイブーム」かな(笑い)

 

 そんな今朝も、春樹さんの本を片手にホームに行くと、またまた、電車が来なかった。案の定「人身事故」また「定期点検」「病人」などが東急線に何回かに分けて起こった。(英会話のトムの準備やその他で、焦っていたはずだったが・・)

 

 ホームに着くとまず車掌さんのアナウンス・・「ただ今~渋谷行きの電車は横浜に停車しております~お急ぎの所~大変ご迷惑を~おかけいたしますが~・・・」と例の独特の車掌さん言葉が聞こえてきた。

 

 今までだったら、「え~、ただでさえ今日は自宅を出るのが遅くなっているのに、冗談じゃない!」な~んて思って口に出したかもしれない(笑い)。ところが、最近の私は「やった~、10分位遅くったって、まだ間に合うし、ここで10分春樹さんの本が読めるわい(ニンマリ)」(NLPではこの考え方などをリフレームと言います)

 

 しかもなんたって、今読んでいる「遠い太鼓」が面白い! ちょうどその時に読んでいたところにこんな場面があった。

 

       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
   

 それは、クレタ島での出来事なのだが、バスで移動中、荷物室の蓋が開いて外に投げ出された(運の悪いことにそれはやはり、村上夫妻の荷物)

 

 当然抗議をするのだが、(英語とフランス語と日本語・・腹が立っている時は結構日本語も通用するらしい、笑い)何をしたところで無駄、ということを、既に知っている。が、やはり一応抗議はする。 そんな所での描写がこれ!」(ワン、ツー、スリー)

 

 「道で会ったオオツノジカに向かってスペイン語で道を尋ねているのと同じだ
「すみません、オオツノジカさん、森の出口はどちらでしょうか?」
 何をしても、何を言っても無駄なのだ。オオツノジカに道を聞く方が間違っているのだ。(私はここで大笑い!)

 

 僕は何か言おうと思って吸い込んだ息をそのまま吐き出す。そして虚しく頭を振る。車掌も同じ様に頭を振る。そして僕の肩をトントンと叩く。全く災難だったね、という様に。   それがクレタ島・・・(中略)

 

 アレクシス・ゾルバならきっとこう言うだろう。「ねえ、旦那、そのバックパックの穴は神様がちょっと気が向いておつけなさっただ。神様というのは時々変な事をなさるが、全部合計してみると、良いことの方が多いんだよ。だからあきらめなさい、なんてね」

      ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 今日もこのくだりなどで、私の脳波はいたって、アルファー波♬ きっと、ここだけを紹介しても、春樹さんの面白さは伝わりにくいかもしれないが、とにかく、彼はメタファー(喩え、比喩)が上手い

 

 NLPを学んでいらしている方たちは是非春樹さんのメタファーを学ばれると良いと私は思う。とにかく笑える!今まで何度笑ったことか!

 

 そして、さっきの「神様のくだり」なのだが、私は今、一般的にいるところの「ストレス」を抱えているらしい。そんな現在だから、なんたって、「良い所の方がおおいんだよ」には慰められた。勿論、この言葉もその意味も知っている私だったが、ちょうど良い時にちょうど良い様に、自分の中に入ってくる「タイミング」が世の中にはあるらしい

 

      そうだ!そして明日からはNLPマスタープラクテイショナーコースが始まる♪ (By NLPフォーリーフ)

 

            ☆ 村上春樹の“遠い太鼓”になぐさめられた 菅野康子でした ☆

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