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2009-06-02

「脳死状態は死?」

 先日から始まった、キムタクの「Mr.brain」を皆様は見ていらっしゃいますか~? 面白いですね~!  画像で視覚的に「ビイェ~ン」って絵が出てきて、動く、分かる! 凄い!!

 

 またつい最近もイギリスの男性が脳挫傷の手術をした後、まるでダビンチになったかの様に、急に絵が描けるように(うまい!)なったとか・・・。この手の不思議体験は、これまでにも沢山の例がありますね。

 

 そんな中、今朝のテレビで放映していた事柄が「脳死」について、でした。 今日の例は、もと看護師さんだったお母さんのお子さんが「脳死状態」で生まれてきたところから。 彼女は今までに沢山の例をみてきて、この子は長くは生きないだろう、と思っていたそうです。 ・・・が、しかしなのです。

 

 この赤ちゃんは、1歳のお誕生日も迎え(生まれた時から人工呼吸器はしていますが)、体重も身長も増加していったのです。でも、1歳3か月の時に、天に召されていきました。 そして、赤ちゃんのお母さんは言っています。

 「今までは脳死状態で移植は当たり前だと思っていた。でも我が子から生きる勇気や、脳死状態なのに“生きている”事を教えてもらった。難しいと思います。どちらの“命”も“命”なのですものね」

 

 私は17年前に父を亡くした時、眼科医だった父は「アイバンク」にドナー登録していたことや「臓器移植」に賛成していたことを後で知った事がある。 脳梗塞で倒れた父は16日間、物言わぬまま、しかしこちらに反応する事が何度かあった(これは今でも不思議なのだが、きっと言えぬだけで、こちらの事は全部聴いて理解していたのだろうと今でも思っている)が、結局亡くなった。

 

 その時に私の父も先に「脳死状態」が来た。私は心臓が止まるまで「生きている」と実感した瞬間だった。 だから、私は脳死状態の移植はできないとその時に思った。  そう、この赤ちゃんの様に1歳3か月までの長い間の例もあるのだ。もっともっと長く生きる例もあるという事だ。

 

 確かに、脳死状態は必ずいつかは「死」を迎えるとは思う。そしてその瞬間でその臓器が移植されたら、助かる「命」がある事も理解出来る。 実際にとても親しい友人がかつて腎臓移植と肝臓移植をしたことがあるから人事とは思っていない。ましてや我が子だったら・・・。

 

 しかし、やはり私には出来ない。(私自身が脳死状態だったら、希望する事は出来ると思う)*しかし同じ様に家族が苦しむ可能性もある。  本当に難しい問題だ・・・。

 

 昨年「闇の子供たち」の本を読んだ。そして先日やっとDVDで映画を見た。タイの子供たちがわずか8歳前後でセックスマシーンにされ、虐待され、病気にナッタラゴミ袋に入れられ捨てられる。そして健康な子供たちは、生きたまま臓器移植をさせられる(勿論その子は死ぬ)。 その現実が今もこの瞬間にも起こっている。  話が少しそれたが、これもあまりにむごくて痛ましい。

 

 私は自分で「脳死」は「死」ではないと思っているから、脳死状態での移植には反対の立場を取る。皆様はこの問題をどのように考えますか?

 

   ☆ 自分の父の脳死状態を見てしかし心臓が動いているのを見て 移植はできないと思った 菅野康子 でした  ☆

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