- 2010-03-01 (月) 21:50
- 菅野康子の「ちょっと真面目に」
昨日私の若い友人から、こんな本を読んだから、と下さった本がこれである。「幼い娼婦だった私へ」(ソマリーマム著)。
カンボジアの話なのだが、まだ途中ではあるが、本当にこんな生活をしていた人がいた、という事が私の心を打ち続けている。以前もタイの人身売買の話を書いたが(幼い子どもが売春)、それにもまして酷い。
まずカンボジアという国を私は殆ど知らない事を感じた。政治に翻弄され、部族に翻弄され、男尊女卑に翻弄された女性の話だ。
親を知らず、つまり自分自身のルーツを知らない。この事は大きくなるに従って、私たちの「自己認識(アイデンティティ)」の欠如になり、自分が何者なのか分からない。そんな主人公は「自分はいったい何者なのだろう?」と考え込む。
そして著書自ら女性救援組織「アフェシップ」をカンボジアで設立し、国際的視野に立ってフランスに本部を置く組織に身を置く。その内容を一言で言うと「惨状におかれた女性たちの救出」だ。性感染、エイズ、トラウマの対処、職業支援、などを行っている。国もカンボジア、ベトナム、タイ、ヨーロッパと活躍している。
この手の本は、なかなか進まない。辛すぎるのだ・・・。しかしこの地球上で今なお、起こっているさまざまな現象なのだ。本当に私たちは恵まれている。その事に「当たり前」と思わず「感謝」しなくてはいけないとつくづく思う。
読み進めていき、また読み終わったらこのブログにも書こうと思う。ちょうどバンクーバーオリンピックが終わったばかりだが、このソマリー・マムは、前回のトリノオリンピック開会式で五輪旗を持つ女性の一人に選ばれている。彼女の活動が各国で注目されてきている証拠だと思うし嬉しい事である。
☆ 当たり前の生活に感謝 菅野康子でした ☆
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コメント:2
- なぁこ 10-03-02 (火) 1:38
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菅野さん
早速読んで下さりありがとうございます!私は数年前にこのソマリーマムさんの本に出会い、色々な思いを巡らせました。
知らない世界を知った事の驚き、お金を払って人間を買い物する人の心理への興味、それが成り立つ社会への恐怖、そして現実に当事者となる子供がいるという事。そして私はいつか自分の力で仕事をするようになった時には、必ずソマリーマムさんへ寄付を行うと決めていました。
その為に最近、日本で窓口となっている会社の方ともお話をしたのですが、私はまず、私が出来る事をするのだ。と思いました。
当初、本を読んだ時は衝撃を受け、暗く重く受け止める感覚もありましたが、だけど、全部ぜーんぶ未来を作るのは私達なのだから、今から未来に向かって私が出来る事をする。
私は偏見だとしても売春する状況にある環境を、本当は世界で一番に変えるべきだと思っています。
私は身体を売られる事が何よりも一番苦しいと思うのです。
暖かい部屋で過ごす私が言う事なんて薄くて小さいかもしれないけれど、ソマリーマムさんに強く共感出来た事は同じ人間で、共通する内部もきっとあるのだと思っています。
私の店から最初は少なくても寄付を行う事を決めて進めています。
私がこの世の中に生きて、心の底から笑いたいです。
きっと方法はあるから、私も地球の一員として方法を探します。
- 匿名 10-03-02 (火) 17:51
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なぁこさん、ほんとコメントを有難う!
私たちは「生きている意味、生きる意味」を知る為に理解しようとする事が大事なのではないでしょうか。
このソマリー・マムさんの自伝はそんな事も思い出させてくれる本ですね。私も自分に出来る事、と思って10年以上前からスリランカで里親になっています。一人目の子は、例の津波以降連絡がありません。今は3人目の子どもがいます。
出来る事をやっていきましょうね。この地球の為にも。 (MIRAI)
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