- 2010-01-26 (火) 22:57
- 菅野康子の「家族」「自由時間」「ゆとり」「家庭菜園」
今カウンセリングが終わり、やっとPCの前に向かっています。クライアントさんとお会いしていると、毎回思うのですが、「人間の可能性の素晴しさ」を感じます。と、同時に「自分の都合のよい様に解釈する」のも人間ですね(笑い)。
毎回セミナーでも言っていますが「人は聴きたい様に聴き、見たい様に見る」ということです。その奥には「肯定的意図」というものがあるのですが、人間の奥深さというものは、深ければ深いほど、人には平凡な存在に見えるのかもしれないと思います。
そんな事を思いながら、自由が丘に向かう電車の中での出来事です。私は立っていたのですが、前には60代位の女性の方が2人で楽しそうにお話をしていらっしゃいました。本を読んでいた私ですが、少々お声が大きかったその方たちの話がまあ、面白くって! 段々耳がそちらにダンボ状態になっていました(笑い)。
最初の面白さは、お二人の話のチグハグさでした。一生懸命一人が分かりやすく話しているのに、もう一人の方は聞いていないのです。例えば・・・
Aさん「孫が2人なの。一人は2歳で、もう一人はもうすぐ生まれるのよ。何と22年の2月22日が予定日なの」
Bさん「私も2人なの(とここまでは普通なのですが)。まだ6ヶ月と7ヶ月なのよ・・・(中略、散々自分の話)」
と言った後で、Bさん「ところで貴女はお孫さん何人なの?」Aさん「・・・?」
とこんな調子で話は進み、今度は住所の地名の話に変わっていった。どこで降りるのか?から話は進んだ様だ。
Bさん「私のところは汚い名前なのよ~。沼地っていう駅。ね、汚いでしょう?」
Aさん「あら、汚くないわよ~、ホントよ!ホントにそう思うのよ。だって、私の方
は泥亀(どろがめ)なのよ~、ね~嫌でしょう? それがその隣の名前はいいのよ、優雅で、なんとなく品があるのよ。・・・(とその名前を言おうとするのだが、思いださないご様子)*私(聞きたかったな~、笑い) とにかく、泥亀なんて嫌だから、私は「でいき」って呼んでるの」(思わず吹きそうになった私)
とこんな調子だった。私はこの地名に出てきた場所に今すぐにでも行って、この目で確かめたい気持ちにかられた(笑い)。そして勝手に「汚い」だの「優雅」だの言われている地名にも同情心が芽生えた・・・。
とにかく、電車の中で私にとっては、久しぶりに面白い会話に出会い、ご満悦!落ちがあるのだが、「沼地」さんが武蔵小杉で降りるとき(私はその後に座ろうとしたら)「沼地」さんのだろう「眼鏡」が落ちていたので、拾って尋ねた。
「落とされましたか?」と私。すると「沼地」さん・・「あら。まあ、有難うございます。これで今年になって2つ目の眼鏡なの。全くいつも勝手にどこかに行っちゃうので・・」と更に私に向かってお話したいご様子。お話好きな方! しかも相手の話は聴いてない!
散々一人でしゃべって、小杉で降りて行かれた。残された「泥亀」さんは、というと・・・なにやらおもむろにバッグから出したかと思うと、電車の中に柑橘系の匂いが漂い始めた・・・ビニールに入れてあったオレンジを食べ始めた・・・
まあ最後まで、楽しませてくれた「沼地さん」と「泥亀さん」だった。こんな出会いもある電車も悪くない。
☆ 毎日何かに笑いたい 菅野康子でした ☆
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