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「パーキンソン病にかかって」

 昨日、年始のご挨拶を兼ねてクライアントさん(パーキンソン病)だった方から電話を頂きました。この方は、50代の男性の方ですが、1昨年の5月に依頼を受けて、その年の9月には仕事復帰をされた方です。奇跡の生還の一人でしょうか。

 

 というのも、当時この方は(お許しを得て書いています)「会社の倒産、一家離散、そしてご自身のパーキンソン病」、と何と三重苦だったのです。この方のご兄弟からの依頼だったのですが、こちらが連絡を取る前に、その方ご本人から先に電話を頂いた事を今でもはっきりと覚えています。

 

 そしてこれはうまくいく!と確信しました。何故なら、この方自ら「何とかしたい、しなければ、でも何をどの様にしたら良いのか分からない」という状況だったからです。そこまではっきりと思っていらしたのではないのですが(殆どうつ状態で食事もされていなかった時でした)、この「自分から電話をしてきた」という行動がある事が良い、と言っているのです。

 

 人は何ともしてあげたくても、何ともする事が出来ないのです。あくまで、どんな事であれ、本人が何とかしたい!という選択をする事が一番大事な事なのです。

 

 そしてこの方は地方に住んでいらっしゃるので、まずは毎日の電話と遠隔治療からスタートしました。今は遠隔治療の事はおいといて、最初は二つの事から始めました。①納豆を食べる事!(これは調理しなくてもすぐに食べる事が出来て、栄養満点だからです)。そして②おかしくなくても笑う事(テレビなどを観てまずは笑ってみる事!(ドーパミンが出ないパーキンソン病は、笑わないことから脳はもう必要ないんだと判断してしまうのです。おかしいから笑うのでなく、笑うからおかしくなる、この方法でいきました)

 

 最初の2週間は毎日電話をしました。そして数日後、納豆をちゃんと食べている事、しかしまだ笑えない事などをポチリポチリと話してくれ始めました。そこで質問です。「この先あなたがしたい事は何?どんな状態になりたい?」と聴きました。

 

 彼の答えは「仕事がしたいが、この身体では出来ない。家族とまた一緒に暮らしたいが、稼げないのでその資格がない」と体⇒仕事⇒家族⇒体・・・・と悪い所から何も抜け出せない状態のグルグル状態を行ったり来たり・・・!そこを相手に合わせながら、だんだんと本当に欲しい状態を聴き事が出来ました。

 

 それは 「家族と生活!仕事をする!病気を直す!」とそんな状態を彼自身がイメージできた最初の日でした。その日を境に少しずつ、これまでの仕事の関係の方から出来る仕事の紹介や、医者の紹介などが彼にもとに届くようになったのです。これも思えば不思議なことですよね。まあ、彼がそれまでの生活の中で倒産したとはいえ、誠実に、周りの方たちと接していらしたのだと推測されました。

 

 で、結果は、先程話した様に、彼の状態を知っていて、雇ってくれる会社が見つかりました。そうなると、彼自身が何とか体力も回復しなくてはいけない、とちゃんと食事にも目を向けると様になります。今度は良い循環ですね。

 

 その間私も2回ほどその方の所に行き、ヒーリングを始め対面治療をしました。そして最初に書いた様に9月からは仕事復帰、またその年の暮れには家族と一緒に暮らせるようにもなりました。年が明けてからだったでしょうか、諸々の事を処理し、正式に復縁もしました(もともと子供の為に離婚と言う経緯もあったようです)。とはいえ、その奥様とも何度か電話でカウンセリングをしましたが、正直に色んな事を話してくれました。そして心の奥の醜い部分(と本人が思っている)もさらけ出してくれました。

 

 ここでも「本当はどうしたい?」の質問が効果を発揮しました。段々と聴いていくのですが・・・最初はわからないです、本人も。そんな事から今年のお正月は、この一家からはこれまでの事全ての事を「統合」した状態での、素晴しいお正月になったそうです。

 

 更に仕事面でもあらたな課題があるそうで、ここでは「出来るから難しい事がくるのね」と言っておきました。そうなのです。出来ない事は来ないのです。その人に出来るから来るのです。また、パーキンソン病の方たちの団体を作り始め、なった人しか分からない気持などの交換や互いの励ましなどを現在始めたそうです。素晴しいですよね!!!
*彼は脳内にチップを入れることでパーキンソン病を克服するという選択をしたのです。

 

 年配のパーキンソンの方たちは笑うことをしているそうですが、若年性パーキンソンの方たちは殆どがうつ状態で、外にも出ない引きこもり状態だそうです。「どうしたらよいか?」と聴かれたので、「あなたの体験を話したら?」と言っておきました。

 

 体験に優るものはないのです。経験したからこそ、人に伝わるのです! 私は彼に言いました。

 

 人は決して何ともして上げられない、被害意識でいるうちは何も人は出来ない。本当はどうしたいのか?
そして自身がうつ状態だった時、何をしたか?何があったか?(納豆や今後の希望をしっかり持ったこと、全てはそこからの出発だったこと!)などを整理しました。

 

 これらはパーキンソン病に限ったことではありません。皆同じです。そうだ、最初にこの方と話したとき「最後にいつ笑った?」と聴いたのですが、彼は「・・・」そして「もう3年は間違いなく笑った覚えはない。もしかしたらこの10年笑っていない・・・」と言ったのです。・・・そりゃあドーパミンもでなくなりますよね・・・

 

 まあ、こんな感じで昨夜は私にとっても、とても嬉しい日でもありましたのでご報告^^

          ☆ 本当は、あなたはどうしたい? ☆

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