- 2011-11-07 (月) 9:53
- 菅野康子の「夢」「願い」
太陽が、私たちに微笑んでくれている様な、気持ちの良い月曜日の朝となりました(長~!笑)。新聞をパラパラとめくっていると(東京新聞です)、心に留まる文字が飛び込んできます。記事は、もちろん胸が痛む記事や、哀しい記事(内容的に)もありますが、私はどうしても、こんな文字に目が行くのです。
87歳の母からの「有難う」の電話(60歳の方の記事)、そして12歳の結衣ちゃんという少女の「助け合って平和へ一歩」、更に、タイトルにある「そこに人がいる」などである。
これらのどの言葉も、その奥が深いものであると感じる。最初の記事は、家事が億劫になった母が一人暮らしに戻る為、固定電話を取り付けてあげる約束の日に、ぎっくり腰になった60歳の娘が、それでも頑張って母の元に行った。夜、その母から「腰は大丈夫かい?やっぱり大きな電話はいいね~、有難う」とつけたばかりの電話からの電話。
思えば、年老いた母もしょっちゅう腰を痛めていた。が、母が辛い顔などしたことの記憶が事がなかった、という事などを思い出し、母の偉大さを思い、涙が出たという話。
そして12歳の少女は、リビア関連のニュースで「自由に比べたら食料が手に入らなくってもたいした事はない、家族で協力して乗り切るよ」と言った国民の人の声から、「食料はあっても、一緒にいてくれる存在がいなければ、平和とはいえないのではないか、と思った。だから私は、誰かと助け合う事が平和の第一歩だと考える」と書いてあった。
最後にタイトルの「そこに人がいる」では、この東京新聞の記者の方の記事だが、仕事に慣れ始めた記者2年目の頃、上司から「こんな原稿じゃ、亡くなった子どもが浮かばれないだろう」と指摘を受け、追加取材をするうちに、「この程度の取材で充分だろう」という詰めの甘い最初の取材を見透かされていた事に気付いたという。
いつの場合も、何かの事件・事故の背後には「必ず人がいる」のだ、とそれ以降どんなに手一杯の時でも、その言葉を思い出すのだという。(こんな上司がいるから、東京新聞は読んでいて、心が通う気持ちになれるのだと改めて思った)
これらの記事は、これと言ってなんら特徴がある記事ではないと思うが、それでも、私の中ではパッと目がとまるのだ。真に必要な言葉、「言霊」がこれらの言葉の中に現れていると思うから。そして私たちに、今とても必要な事だと思うから。
今、社会全体、世界全体が大きく変化しようとしている時である。そんな時、これらの言葉の意味が、私たちに必要になってくるのではないだろうか、と私は思っている。「有難う」という言葉。その奥の気持ちには長い歴史の想いが込められている。そして「平和」そのなかにも、沢山の笑顔、絆、などの言葉が隠されている。
皆そこには「人」がいるのだ。今こそ、私たち「人」が助け合い、笑いあいながら、新しい価値観の元に皆でいければよいと真から願う私の朝となった。
☆ 一人よりみんなで同じ方向に向かいたい 菅野康子でした ☆
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