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「松田直樹選手を悼む」

 先日練習中に倒れた松田直樹選手が亡くなった・・・。心からご冥福を祈ります。ワールドカップ以外特にサッカーファンではない私だが、松田直樹さんは知っている。私はあの豪傑(の感じ)の中の彼のピュアな照れ笑いが好きだった。

 

 数多い選手の中で、私は何故松田選手が気になったのか?が今朝の東京新聞の記事を読んで理解出来た感じがする。記事には、今年1月にマリノスから松本山雅FC に入団した松田選手にインタビューした記者が取材したものが書かれていた。

 

 松田さんはこう嬉しそうに言ったそうだ。「ここに来て本当に良かった。あのままマリノスにいたらこんな経験は出来なかった」 Jリーグ、五輪、ワールドカップなどの日本代表選手の松田さんだ。それが、(私は初めて知ったのだが、J1でもJ2でもない、日本フットボールリーグ(JFL)所属の松本山雅FCなのだ。確かに葛藤はあったそうだ。(それはそうだろう)

 

 松田さんは続ける。「ここには、J2に上がるという明確な目標がある自分が頑張る事で長野を元気に出来ればいい。」と過去は口にせず、前だけを向いていたそうだ。記者は言う。「落胆や恨みは一切見られず、謙虚さ,ひたむきさが目に付いた」と。

 

私が真摯に生きてこられた人だと感じたのは次のこの言葉だった。「ここには、練習後にアルバイトに行かないと生活できない選手がいる。本当にサッカーがやりたい、上にいきたい、という思いでやっている人ばかり。あのままマリノスにいたら、分からないままだった。今まで気が付かなかった事に、気付かせてもらった。有難い事」と言葉をかみ締めたそうだ。最後に「今回の事は将来、現役を引退して指導者になる時に、必ずプラスになると思うんです」と少し照れながら言っていたそうだ。・・・これは叶わなかった。哀しい事実だが、しかし松田選手のこの「想い」は残された者たちに必ず伝わる!

 こうして私にも伝わっているのだ。「思い、想い」はエネルギーだ、だから「共振、共鳴」していく。みな自分に分かる事は伝わるのだ、何故なら自分の中に同じ想い(事柄は違っても似た経験)があるから。

 

 ご家族は勿論、サッカーの選手の方々、その他の友人、サポーターだけでなく、こうして松田さんの亡くなった事がとても哀しく、悼む気持がある方たちは多いと思う。34歳という若さもそのひとつだろうが、それだけではない、その人の「生き方」そのものがこうして残るのだ

 

 私たちも、生きているものとして、松田さんが言われた事などを通して、自分の生き方を振り返り、そして今後どうして生きていきたいか?を真摯に考える事に繋がるとよいのではないかと私は想っている。

 

             ★心から松田直樹さんのご冥福を祈ります 菅野康子でした ★

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