- 2011-05-31 (火) 10:13
- 菅野康子の「夢」「願い」
こんな言葉を見つけた。学生ボランティア130人を迎えた南三陸町の公民館長の言葉だ。 「まずは現場を見て! ここの人がこれからどんな思いで生きていくのかを考えてくれたら充分です。それで将来、町の為とは言わない、日本の為に行動する若者が出たら嬉しい。」
本当に素晴しい言葉だと私は感銘を受けた。今すぐに力仕事をはじめ助けてほしい事も沢山あるだろう。しかしこの館長さんは、その目線を先の未来の為に「今」を感じてほしい、と言っている。大きな視点に立って全体を見られる人間になってほしいと言っているのだ。
ここで大切な事が2点ある。まず「体験」することの大事さ。その中に入って観じて(見て感じる)事だ。私たちは経験、体験を通してより深く理解する、実感する。
そして、もう1点は、先を見据えて「今」を生きることの大切さだ。この先どの様にしたいのか?その為に「今、ここ」があるのだ。*決して「今しかない」という刹那主義とは違う。
私がNLPという心理学を通して伝えたかった主な点もここなのだ。先日の福島原発所長、吉田さんが自分の判断で注水を止めなかった事にも共通する。事件は現場で起きている。机上の空論ではない。その事を知っている大きな視点、全体を見た視点から行動を起こされた吉田さんの判断を私も応援する。有難うと伝えたい。
そして又、世の中一般的には「宗教」と「政治」の話しは人前でする事はタブーとされている。勿論一人ひとりはその思想は何人たりとも犯す事は出来ないし、わが身に降りかかるものも多いから危険なのだ。ただ、自分の考えとして伝える事は、それはまた伝える人のその奥の考え(’信念・価値観)によって違っているので、人によっては救世主、人によっては扇動、となるのだ。いつの場合もそのTPOによって違う。
そんな事もふまえながら敢えて書くと、今「内閣不信任案」が出されようとしている状況である。多くの意見(マスコミ、そのマスコミに扇動されている国民)は「こんなまだ大変な状況の中、何をやっているんだ」とか「では誰がいるのか?名乗りも挙げないでただ引き摺り下ろすのか?」とか「誰がやっても同じだ」などと批判的だ。
本当だろうか・・・?と私は思っている。誰もこんな時に政治空白を作りたいと思っている政治家、国民はいないと私は信じている。しかし現政権を見ていると素人の私にさえ、リーダーシップの欠如、その目の先に見えているものが国民ではない、事を感じられる。今は普通の時ではない。日本国民が全体が被災している緊急事態だと私は思う。だからこそ今の時点での交代が必要だと私は思っている。もう直ぐ311から3ヶ月になろうとしているのにまだその法案さえ通っていないのはいいかんせん遅すぎると思う。
そんな時の政治家は、先に書いた様に「先を観て、だから今どんな行動をすべきかを速やかに決める」事が出来る政治家のトップが必要なのだ。「体験する事」が大事なのだ。しかし今の日本のトップは被災地に行ってもどうやらその目には何が見えていたのか・・体験しているとは私には感じられない。歯がゆい想いを感じている。
だからこその「内閣不信任案」なのではないだろうか。今こんな時期だからこそ出さなくてはいけないのではないだろうか。ベクトル(方向・視線)が自分に向いているトップなのか、そのベクトルが相手(つまり国民)に向かっているトップなのか、でその先は、その期間は、全く違ってくる。私自身はこの現状の「火中の栗」を拾える人はたった一人いると思っている。
今「火中の栗」と書いたが、そうなのだ。よく考えてみると良い。誰がこんな時期に、危険を犯してトップになりたい人がいる?しかも最初からではなく、マイナスからのスタートをしてまで。そんな人のベクトルは自分には向いていない。しかしそんな人にトップになってもらったら困る輩がこの地球上にはどうやら沢山いるらしい。だから決してそんな人はトップにはさせないという勢力達が頑張るのだ。哀しいものだ。
今の若者達には、是非沢山の経験体験をしてほしいと私も思っている。そして観じて(見て感じる)来る事だ。視野を広める事は、とても今後の役に立つ事だ。色んな所、色んな環境の中に自分の身を置いて、それらの中から将来の為に「今」を生きてほしいと願っている。
★ 今を生きる事! 菅野康子でした ★
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