- 2011-05-19 (木) 13:03
- 菅野康子の「夢」「願い」
兎追ひしかの山~♪ という歌詞で始まるこの歌を私は小学生の時から、大好きでした。中学生になったとき、合唱コンクールで2部合唱で歌った記憶が今でも鮮明に残っています。今でもアルトパートを歌えます。そしてこの唄は大震災後、色んな所で歌われています。大正3年に作られたこの歌は今でも私たちの心に響く歌詞です。世代を超えて歌われ続けています。
原発事故後の避難されている方にとって(福島では県人会の時に以前から毎回歌わているとか・・)今は特にその想いもひとしおだと思います。私の場合は、九州とは言っても、周りに山や川があったわけでもなく、既に車社会の「田舎の都会」でしたので、帰省しても「あ~、故郷だな・・」と思う「自然」はありません。しかし実家に帰ると、やはりそこにはこちらとは違う、「何か」を感じるのです。それは、ゆったりと流れる時間であったり、人の温かさを感じる場所であったり・・・。そして少し行けば山は見え、海があるのです。やはり自然の残っている故郷です・・。
この歌から想像されるのは、周りに自然に自然があった・・・兎を追ったり、川に行って、フナを釣ったり・・・いつも思い出すあの故郷があるから今頑張れる、懐かしさとあいまって・・・そしてラストの歌詞は「山は青き故郷 水は清き故郷」なのです。
今この原発事故で水は飲めない状況、そして山は茶色に変色・・・ この歌にある自然はいったいどこに行ったのでしょう。そしてその故郷にはもう住めないのかもしれない状況です。いったい誰がこんな状況にしたのでしょうか・・・。勿論直接責任は東電や政府にあると思います。
しかし、私も以前から反対していたとはいえ、気付いたら52基もあったとは! そして今なお収束(終息)の見通しさえたたない(東電も頑張ってはいますが)進行形の状態の中、この責任は私たち一人ひとりにもあるのではないでしょうか。(反対派として真剣に戦ってこなかった。)
毎日、後になってくる情報しか分からない方(テレビ新聞などのメディア)にとっては、マスクなし、100キロ以上だから大丈夫、と思っている方も多い様です。しかし現実は、恐怖や不安を煽るわけではありませんが、決して楽観できない状態が今でも続いているのです。ただ祈り続けるのみです。光を当て続けるのみです。それも一人でも多い方が良いのです。プラスのエネルギーを集合体にしていくのです。
私が不思議なのは、今こんな状態になっている、というのに、何故多くの国民はまだ声を出して「全ての原発を廃炉にしよう」と言わないのでしょうか。今の状況がすでに終息し始めていると思っているのでしょうか。他の原発は大丈夫と本当に思っているのでしょうか。どちらにせよ、関東圏の私たちも多くは被曝している現状ですが・・・、この地震国では今に国民全員被曝状態になっていくのでしょうか・・・。幼い子供や子ども達が外で遊ぶ姿は見れら無くなっていくのでしょうか。浜岡原発も2年間の停止なのです。廃炉ではないのです。間違ってはいけません。
私も大好きなこの歌「故郷」を今は無き良き思い出としてではなく、もう一度あの青き山や清らかな水を見る事が出来る様に、触れる事が出来る様に、していきたいと心から願っています。
最後に原発の現状をガンダーゼン博士(Associates Inc.のチーフ原子力技術者(Chief Nuclear Engineer)で、原子力技術者として39年のキャリアがあり、現在は福島原発事故への見解と警告を動画でアップロードし続けている方)が最新分析をしている動画を紹介します。(字幕つき)
http://www.youtube.com/watch?v=YA3xDz0ZfZo&feature=feedu&hd=1
★ 逃げるのではなく受け止めよう・・・菅野康子でした★
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