- 2011-04-18 (月) 13:17
- 菅野康子の「夢」「願い」
今朝の朝日新聞に、原発を「増やす」5%、「現状程度」51%、合わせて56%。これに対して、「減らす」30%、「やめる」11%、合わせて41%、という世論調査が載っていた。これを見た途端、私は驚きとショックを覚えた。この場に及んでもまだ56%の人たちは、原発を推進するのか、そんなに今の状況(被曝したら)がどれだけ子孫の遺伝子にも影響があるなんてどうでもよいことなのか、とがっかりしてしまった。
ドイツでは16日にメルケル首相は「原発を早く廃止したい」と名言した。原発の稼動期間を延長した自らのエネルギー政策を改める意向を国民に示したのだ(*ドイツでは、9年前、前の政権のもと、原発の運転を2022年頃までに全て停止するとした“脱原発法”が規定されたのに対し、メルケル政権は“代替エネルギーの普及が追いつかないとして、原発の稼動延長に大きくかじを切ったばかりだった)。
しかし、福島原発爆発直後の25万人のデモ、そして今の日本の進行形現状から判断したこの決断を私は素晴しいと思っている。ドイツに移住したくなった位だ。
お隣韓国でも、原発不安は広がっており、日本の方が必要なはずの学校を休校したりしているが(日本は国民を見殺しにしても平気な国だと表面化)、韓国初の原子力発電所である釜山市の古里原発1号機周辺で、住民に不安が広がっているという。そして住民達は、稼動の中止を裁判所に訴えた当日に、電気系統の故障で運転が停止する事態も起きたと言う(韓国情報は朝日新聞から)。世界でも脱原発に向かっている国は多い(風力、太陽光に)
しかし日本はいまなお、半数以上の人が(このデータが正しいとすれば、だが)まだ原発を今のままでよいと思っている事に対して、本当に能天気というか、平和ボケしているというか、情けなくなってくるのは私だけではないと思っている。
今朝も東電発表で「原発収束に6~9ヶ月」とあったが、とんでもない! 東電のこの「工程表」には何の根拠もないと言われている(政府にせっつかれて間に合わせに作成) 読売新聞にも出ているが、修復作業に当たる作業員からは、工程表の目標達成を危ぶむ声も出ている。(この表は、終息までに至るまでのスタートする収束状態だが)
しかも今日の数十分前から、放射線量の計測グラフが、2,3号機を除いて消去された。悪く推測すると、おそらく公表できないほどの異変が起きたのかもしれないと思ってしまう。(いつも最悪を考えて備えておく事が大切だと私は思っている)
原爆は被爆しても子孫には影響がなかったという。しかし、チェルノブイリなどその後の報告では、子孫の遺伝子を傷つけてしまっているのがこの原発から漏れてきた放射能の被曝なのだ。
今朝も横浜は夜中3時に震度3だったが目が覚めた位の地震が来た。いつ大きな地震が来てもおかしくないといわれている現在、備えておいて、そして普通通りの生活をしていく事、またそれがどんなに有り難いことなのかを今感じているが、それが必要だと思う。
しかしこの原発に関しては、全く意味が違ってくる。今起きている事をとにかく収束していくことは勿論だが別の所では、もう2度と同じ過ちを犯さない様にしていかなくてはいけないのではないだろうか。それは私の考えでは「原発停止」だ(全て)。そしてもし地震や事故が起きなかったら、こんなに有り難いことはないではないか。
しかし起きてしまってまた、浜岡原発が今の福島原発と同じ状態になったら、本当に東京の1000万人また、首都が(いくら移転計画が進んでいたとしても)撲滅してしまう。備えあれば憂えなしと昔から言われているではないか。1日も早く浜岡を初め、他の原発も止めていくために、できる事からしておこうと思っている。
天声人語にも書いてあったが全く賛成だ。「緑のカーテンの種をまい育てるのもよい。眉間に皺より、目じりに皺で対処する方が、創意も工夫も湧くだろう。災い転じて曙光となす知恵と石が私たちにはあるはずだ」
☆ 未来ある子ども達の為に安全を残そう 菅野康子でした ☆
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