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「猿真似事件から想う事」

 先日の韓国戦でPKを決めた韓国のキ・ソンヨン選手の「猿真似事件」が韓国国内でも賛否両論という事、あげく現在FIFAでこの選手の処分検討中との事、何かがおきた時って、「その人」だけの問題なのだろうか・・・?と私は思う。この選手は決めた時には何かのパフォーマンスをする事を決めていたらしい。そしてそれが「猿真似」だった、という事だ。その裏にはこれまでの日本と韓国の問題や、家庭内での教育(以前日本が韓国にした酷い仕打ちなどに対するその家族の考え、想いなどもあったかもしれない、というもの)等も考慮する事は大事だと思う。

 この選手を処分する事は一番簡単な事なのだろう。しかし前途ある1人の青年の未来、希望を失う事にも繋がる。起こした事を「何故起こしたか?今後どうしていくか?その人だけの問題なのか?」を皆で考える事の方が大事なのではないだろうか?

 

 以前私の子ども達が通っていた学校には「木」が沢山あった。そして子ども達はその「木」に登っても良かった。当然落ちる子どももいたし(複数)、中には骨折する子どももいた(本当に幸いな事は亡くなった事はない)。しかしそれでも学校は「禁止」はしなかった。私はこの「禁止」にしなかった学校に子ども達を通わせた事を今でも良かったと思っている。

 

 まず「木」に登る事で高い所を知り、違った面から観る事を学ぶ。登り方も当然学ぶ(私も経験があるが中々スルスルとは登れないものなのだ)。そして気をつけなければ、「落ちる」事を知る。本人だけでなく、周りにいた人たちも、だ。その「体験」が大事な事だと私は思う。その体験をどのような「経験」に繋げていくのか?が私たちの「人生」の一つなのだと私は思っている。

 

 痛い思い、不自由さ、などを知るからこそ、人の痛みも分かる。自由のあり難さも知る。確かにこの学校にも「何故禁止にしないのか?何かあったらどうするのか?」と学校に訴える保護者もいた(落ちた子どもの保護者以外の親たち)。そして私の様に危ない事、起きた事があってもその「元の考え、意味、意図」を変えない学校を応援する保護者もいた。禁止にする事はそれだけ「責任」をとることもないから、学校の立場としてはそのほうがはるかに楽だろう。しかし全くない分けではない。もしこの木登りを「禁止」したとしていても、別の事で起きる時は起きるのだ。何故ならそれが、学校や保護者に気付かなくてはいけないことなのだから。そうなると、学校も「やっていい事は勉強だけ」位になるのか・・?(笑)

 

 目の前に起きる事は、良い事も悪いと思う事も、自分にとって(自分自身を知る)全て必ず何かの意味がある。それを(辛い事等も)「チャンス」だと思って進める人(NLPでいうリフレーム)、危ないから禁止にするべきだ、と思う人・・・様々だが、違うのは「同じレベル」で考えていないという事、そして私たちはそれを知る事が必要なのだと私は思う(NLPでいうニューロロジカルレベル)。

 

 この「猿真似事件」からも人によって色んな見かたがあり、それがその人の生き方を作用する事にも繋がっていく。「一事が万事」と言う言葉はよく言ったものだとつくづく思う昨今である。そして全ては繋がっている。

 

             ☆私たちは可能性の中に生きている 菅野康子でした ☆

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