- 2011-01-02 (日) 16:37
- 菅野康子の「夢」「願い」
見ていて沢山の事を思った・・・よく聞かれるのだが、そして私も箱根駅伝を見始める前まではそうだったのだが「人が走るのを見ていて何が面白い?」という事。
その答えは、一つは「ドラマがある(一人ひとりの選手に、そして大会そのものの歴史に)」という事。「自分に出来ない事をやってくれる事」などがある。又それにまつわる「エピソード」だけでもかなり興味深い。ここにも歴史がある。因みにCMも箱根駅伝のは面白いのだ。
今回は「スーパースター」という文字を感じた。5区に入り、今年は3位でたすきを受け取った柏原選手だが、案の定2位の東海大学を抜き、そして早稲田を抜いた。苦しそうな顔で走りながら・・・。見ながら私は「期待」をしているのだ。「今年も抜いてくれるだろう」(残念ながら2年連続の自己が持つ新記録には及ばなかったが)と。抜く事が前提なのだ。そして見事に、というか当たり前の様に、その「期待」に応えたのだ。それに応えられるのは「スーパースター」なのだ。
今年は春から怪我や慢性疲労などによる不調で苦しんだという。前大会(11月7日)の全日本大学駅伝においても体が思うように動かず涙を流したという。そんな中での今回の私を初めとする「期待」に応えるにはどれだけの「プレッシャー」そして「努力」があった事かと思う。前回、前々回とは違う駅伝だったと想像する。
だからこそ往路優勝インタビューで「田中(明日、9区で走る多分彼の親友(?)やったぞ~」と手を上げ声を大にして叫んだ彼がいたと思う。優勝テープをきった後も、柏原選手は涙ぐみそして倒れこんだ(私がみる限り倒れたのは始めてだったと思う)。田中選手を初め、周りの人たちは彼にこう言ったという「楽しく走ればいいよ~」と。涙ぐみながら彼は「チーム仲間」に感謝する言葉を発していた。
石川遼選手、や浅田真央選手、斉藤祐樹選手・・・私は皆「スーパースター」だと思う。そして今、私たちは彼らの様な「スーパースター」を求めているのだ。この現実の中の閉塞感を感じる中で、自分には出来ない事だがそれぞれの競技の中で力を発揮してくれる人たちは見ていて実に気持がよい。この柏原選手もきっとその一人なのかもしれない。
私も自分を振り返って思う・・・私も「スーパースター」にならなくてはいけないのではないだろうか・・?と。いやなるべきではないのだろうか・・・と。とここまで思って、思考を止めた。「スーパースター」はなるべくしてなるのだ。なろうとしてなるものではない、と。
その陰の努力はきっと片手間に出来る事ではない。寝ても覚めても「その事」を考える・・・それが彼らの「役割」なのだ。そして「ミッション」なのだろう。そう考えると、私自身も「スーパ^-スター」かな?(笑い)
最期に思い出した事を書こう。3位の東海大学の選手を抜いた時の事。抜かれる時、東海の選手の顔が一瞬ニヤッっとした感じを受けた。きっと「やっぱり来たか!」そして「抜かれるのか!」などが同時に起こったときの顔だった様に私には見えた。その後はまた厳しい苦しそうな顔に戻ったが・・・。ここにも「恐れ」「期待」があり、そしてその通りになったと思う。
明日の復路での各大学の戦略がまた楽しみだ♪ 明日はどんなドラマが待っているのだろうか?「みんながんばれ~!」
☆ 明日も7時から見るぞ~! 菅野康子でした ☆
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