- 2010-10-31 (日) 12:35
- 菅野康子の「夢」「願い」
毎日このブログを読んで下さっていらっしゃる方、本当に嬉しいです♪有難うございます。知っている方そして全く知らない方たちが読むこの内容・・・。幾つも書きたい題材が浮かぶ時もあれば、う~ん、今日は何を書きたいかな、と思う時など様々です。
少し迷っている時は、大好きな朝日新聞の「Voice」を観ます。そしてその載っている投稿に目を通して、心にピタッっとくることもしばしばです。今日も何点かの投稿を読んでいた中で、私が思い出した事があり更にピタッっときたので、その事を書こうと思います。(相変わらず前置きが長いですね~、笑)
一つは「優しかった大人たち」というタイトルですが、中学生のお嬢さんが渋谷でバスを降りた瞬間足を滑らせて怪我をした時の話。お嬢さん曰く「タオルやティッシュを頂いたり、救急車の手配をして下さったり(5針縫ったそうです)、心配して声をかけて下さったり、救急車が来るまで一緒にいて下さったり、多くの方々にお世話になった」そうです。最後にお母様に(投稿者)「知らない人たち、優しいんだよ」としみじみ言ったそうです。
このお母様は毎日彼女が出かける時に「何が起こるか分らないよ、人にも気をつけて」と言っていた口癖が少し恥ずかしく思う、と書いていらっしゃいました。そして「多くの人から頂いた優しさを忘れずに皆様に優しさのお返しが出来るように願っている」と締めくくっていました。
また「当然の対応だけど青年に好感」という内容では、72歳のこの投稿者の女性が3月の肌寒い日に道の端を歩いていたら、前から猛スピードで来た自転車と衝突し、道の真ん中まで飛ばされた時の話です。
すぐに彼女に駆け寄った青年は「すみません、お怪我はなかったですか?」と頭を下げっぱなし。住所と連絡先を渡され「電話とお名前を教えて下さい。何かあったらすぐに知らせて下さい」と言われ、その時は別れたそうだ。しかし翌朝「お体の具合はその後如何でしょうか?」の電話。「防寒着を着ていたから大丈夫よ」と言う投稿者に「今後も何かあったらすぐに知らせて下さい」と念押しされたそうだ。
彼女は言う「当たり前の事なのでしょうが、青年の言葉遣いや話し方(勿論この行動もですね)にとても好感を持ち、前日の事故の痛みを忘れる程でした」とかいていらっしゃる。
本当に気持の良い話ですね、この2つの事は。これらは、一つは目の前に困った人(怪我など)がいた時に「自分がどうしたいか」でとった行動でこの少女とお母様は「優しさ」とは何かを感じたこと。この少女にとっては、どれだけ痛くて心細かった事かと思いますが、その場にいて下さった周りの大人達のお陰で、きっともしこれからの彼女の周りで同じ様な事が起きたときには、彼女は自分がされた事と同じ行動を取れる「勇気や思いやり」を持てる人になると思います。
また後者も、投稿者が言っている様に「当たり前の行動」なのでしょうが、それをこの青年は、自分のやった事に「責任」を持ってすぐに行動出来たという事は、相手にとってその「痛み」すら忘れる程の名医だった事と思います。
共通している事は「相手への思いやり」が優先された人たちだという事。後者の青年も「自分を守る気持」が強い人だったら、ひょっとしたらそのまま逃げ去ることも出来たと思います。しかし彼はそうしなかった。きっとこれからの彼の歩む人生は素敵な人生だと私は思います。
私自身も長女がまだ幼稚園だった時、事情があり幼稚園バスに遅れ、車で送って行ったある日、バイクとぶつかった経験がありました。一旦停止で止まっていた私の車に、まさに出ようとしたその瞬間そのバイクが私の車の前にぶつかってきた、そんな感じでした。
目撃者も沢山いて、皆、警察の方にも、私の弁護をして下さいました。しかしそのバイクの方はなんと88歳の男性の方。。転倒した弾みに右手骨折、右足打撲、で即救急車で運ばれ入院されました。
後に警察の方にも言われましたが「良かったですね、ショック死される場合も多いんですよ、こんなケースの場合」。子どもを幼稚園に送り届け、私もすぐに病院に行き、まずはご家族の方に頭を下げ誤りました。しかしそのご家族の方は、逆に私を気遣ってくださり、「いえいえ、こちらこそごめんなさい。いつももう危ないからバイクは止めなさいって言っていたんですよ」と私よりおじいちゃんを怒る感じ・・・。
その後転院されたり色々ありましたが、幸いその方の自宅も車で15分位の場所だったので、退院後、私は伺える時には何度かお見舞いに行ったものでした。最後は「僕は保険でこの先出来るから、もう終わりにしましょう」そして「もう僕の事は忘れて、後は安心して元気な赤ちゃんを産む事だけを考えて下さい」(その時長男がお腹にいて8ヶ月でした)とおっしゃって下さったのです。
今でも忘れられない「優しい言葉」でした。こちらが加害者(どんな状況下であっても)なので、私はただ謝る言葉、そして行動をしました。そしてそれが相手の方に(もともと素敵なご家族でした。息子さんご夫婦も)通じた・・・これがその当時の私にとっては大きな出来事でした。(後にも先にも人身事故はあれだけです)
相手を思いやる心・・これは道を歩いてよくある光景、例えば「ティッシュ配り」や「各種ご案内」の人にも通じます。知らん顔をしてその前を通り過ぎる人たちが殆どですが、私には出来ないのです。別に偽善者ではありませんよ(笑)。いらない時は「ごめんなさい」とか「ご苦労様」と小さく言葉をかけます。すると相手の方は思わずホッとした笑顔を一瞬見せてくれます。それだけでも、同じ断るにしても、その後のお互いの気持が違ってくるのではないでしょうか・・・。全ては繋がっています。勿論頂く時には必ず「有難う」と言います。
知っている、知らない、初めて・・そんな事も関係ない「相手への思いやりの心」を今日のVoiceから思い出しました。長くなってしまい、ごめんなさい。皆様の心に届いたら幸いです。
☆今もそのおじいちゃまに会いたい 菅野康子でした ☆
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